主人公
金子姉妹
姉:金子智子(48)
「わたしに恋するセラピスト」と名乗って仕事をしていたにも関わらず、自分に全く恋していないヒプノセラピスト(※)
彼氏なし・貯金なし(むしろほぼマイナス)
ないない街道を爆走中
ちょっぴり心配性で口癖は「どうしよう・・」
アサヒのスーパードライが大好きでビールがあれば幸せ
※ヒプノセラピーとは?
ゆっくりとリラックスした状態で自然と内側から湧き上がってくるイメージを用いて、人の潜在意識にダイレクトにコミニケーションを取り心に肯定的な変化を促すことができるセラピーのこと。
妹:金子寛子(44)
女性が輝ける楽園をつくるという夢を持つ女神系メイクアップアーティスト
「心も身体も赤ちゃんみたいにハダカになることで、素敵な世界がつくられていく♡」といいつつ自分自身が『自己犠牲』『我慢』という鉄の鎧をしょっているハダカになれないヌーディスト
2015年8月直感に従いお金も語学力もコネもない状態でスペインへ旅立ち、マヨルカ島にてイタリア人のパートナーと出逢うがセックスが合わず、2017年8月に別れたばかり。
ちょっぴり天然で調子がいいときは突っ走る癖がある
フルーツが大好きでフルーツがあれば幸せ
あらすじ
自由が丘のレトロなマンションの一室に住む金子姉妹。
実の父と母を25年前に亡くした2人は、家賃12万円の部屋に12年間2人暮らしをしていた。
お互いにフリーランスで仕事をしつつ貯金を切り崩しながら生活をしていたが、2017年3月頃から家賃の支払いに追われ始める。
そんな状況を突破するべく、妹の寛子が勇気を振り絞って家賃滞納をブログにさらけ出し、助けてくれる人を大募集(その時のブログはこちら)
結果30万近くのお金が集まり、しばらくの間生活が繋がる(その時のブログはこちら)
しかしブログに現状を公開したことで、離れて暮らしている弟や、唯一の理解者である姉の智子から「恥ずかしい!みっともない嫌い!」と非難されてしまった妹の寛子。
自分の大切な人からの言葉にショックを受けたことや他の要因も重なって、寛子は3ヶ月ほど心身ともに動けない状態になってしまう。
9月時点で家賃の滞納は3ヶ月分。
皆が集える場にしたいので今の家は継続したい。
しかし寛子は自分の仕事の依頼さえ募集することができず、智子は仕事の依頼がなかなか入らない。
ついに明後日、インターネット・ガス・電気・携帯が止まってしまうー
そんなところにたまたま訪れたCHAPAWONIAのまゆとちあき。
金子姉妹の行く末はいかに・・?!